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からむし織体験生「織姫・彦星」募集のご案内
平成30年度(第25期)の募集は終了しました。
からむし焼き
平成30年度(第25期)
からむし織体験生「織姫・彦星」募集のご案内
〜奥会津昭和村の暮らしと「からむし織」を体験してみませんか〜
募集期間:平成29年7月7日(金)〜平成29年10月31日(火)
「からむし織」は、苧麻(チョマ・カラムシ)という植物の繊維を素材とした古代からの織物で、 我が国最古の織物とも呼ばれ、かつては日本各地で織られ献上布として納められた貴重な布でした。 麻をはるかに超えるといわれる品質は、吸湿性、速乾性に富んだ肌触りの良さを持ち、夏衣としては最高級の品質と評価されています。
ここ奥会津昭和村は、質の高い上布用からむしの栽培地であり、古より途切れることなく栽培技術を守り伝えてきました。 栽培から織りに至るほとんどの工程を手作業で行う伝統文化は、人と自然が寄り添った山村暮らしの営みそのものと言えるものです。
四季の移り変わりを日々素肌で感じながら、からむし織を通じた昭和村の暮らしを体験してみませんか。
からむし剥ぎ
色糸
ズッキーニ
からむしフェア
からむし
体験の概要
1.目的
からむし織の一連の工程と山村生活を通じて、村人との交流を深め、 昭和村の生活文化を知っていただくことを目的としています。
2.内容
からむし(畑から織までの一連の工程)
(1) からむし畑(5月〜7月にかけて)
からむし畑の春から夏にかけての作業(雑草取り、からむし焼き、施肥、垣造り、根の植え替えなど)
(2) からむし引き(7月〜8月にかけて)
からむしを刈り取り、繊維部分を取り出す工程
(3) 糸づくり(5月〜12月にかけて)
繊維を細く裂き、繋ぎ、糸にする工程(苧績み、撚り掛け、染色)
(4) 織り(12月〜3月にかけて)
高機を用い、平織り帯1本を織りあげる工程。 3月には、織りあがった作品を多くの方に見ていただくため、作品展を開催します。
山村生活体験
(1) 家庭菜園程度の畑作業体験
(2) 染色(草木染め)、草履作りなどの生活工芸体験
(3) 郷土料理体験(笹巻き、梅漬け、そば打ちなど)
(4) 村内行事への参加
からむし焼き
からむし焼き
からむし引き
からむし引き
糸績み
糸績み
織り
織り
雪ざらし
雪ざらし
芋掘り
芋掘り
3.期間
平成30年5月から平成31年3月までの約11ヶ月間
4.体験時間
原則として平日(月〜金)午前9時から午後5時まで
5.体験料等
無料です。体験に必要な繊維などの材料及び道具類、各種講習受講料は村で負担又は用意します。
6.体験中の生活について
(1) 原則として本村に住民登録をしていただきます。 (国民健康保険、国民年金への加入が必要となった場合の保険料は、体験生の自己負担となります。)
(2) 体験中の宿泊は、原則合宿所(村の施設)での共同生活となります。 (キッチン、談話室、バス・トイレ共用、各人に個室あり。)
(3) 食費、光熱水費、燃料費などの生活費は体験生の自己負担になります。
(4) 体験期間中は、村内外の各種行事に積極的に参加していただきます。
(5) 体験期間中のケガ等については、村が加入する傷害保険の適用があります。
募集について
1.募集対象者
・からむし織と山村生活に関心のある方。
・心身ともに健康な方。
・体験期間中、村の各種行事に積極的に参加する意欲のある方。
・平成30年4月1日現在の年齢が、満18歳以上の方。
・性別、織経験の有無は問いません。
2.募集人数
6名
3.応募方法
次の二点を郵送・持参又は電子メールのいずれかの方法にて送付してください。
(1) 写真を貼った履歴書(A4版)
※連絡がとれる電話番号を必ず記載してください。
※下記の履歴書をダウンロードして頂くか、市販品(健康状態を必ず記載してください)を使用してください。
(2) 800字程度の応募動機(A4版)
※下記の応募動機をダウンロードして頂くか、400字詰め原稿用紙(2枚)を使用してください。
<送付先・お問い合わせ先>
〒968-0103 福島県大沼郡昭和村大字下中津川字中島652
昭和村役場 からむし振興室(担当 金子)
電話:0241-57-2116/FAX:0241-57-3044
mail:karamushi@vill.showa.fukushima.jp
4.応募期間
2017年7月7日(金)から2017年10月31日(火)まで
※郵送の場合は、当日消印有効とします。
5.応募後の流れ
書類選考 結果は11月中旬を目安に郵送します。
面接 11月25日(土)〜26日(日)の2日間、事業説明を兼ねて行います。
※会場(昭和村内)までの交通費及び宿泊費は応募者の負担となります。
内定 面接から10日程度を目安に合否の結果を郵送します。
入村 平成30年5月1日(火)〜6日(日)の間に入村(引っ越し)してください。
体験開始 平成30年5月7日(月)から体験開始です。
修了後について
体験生修了後も、また一年からむしに挑戦したい、もっとからむしのことを知りたい、 村のじいちゃんばあちゃんの暮らしの知恵を学びたいと、引き続き村の生活を希望される方が多くいらっしゃいます。
村では、からむしをテーマとした調査研究、技術習得などを希望する方に、 「からむし織研修生制度」(手当の支給あり、最長3年間)を設け、引き続き村の暮らしを続けていただいています。 現在、約30名のからむし織体験修了生が昭和村に定住され、各方面で活躍されています。
修了生の声
舟木 容子(ふなき ようこ)さん(1期生)
体験生の時は村のお宅にホームステイでした(注:一期生のみ)。 生活の中にある「からむし」を日々体験し、なぜ昭和村で大切に守られてきたのかを村の方々から直接教えてもらいました。 少しでも力になりたい、そんな気持ちで村に残り20数年。 今は道の駅「からむし織の里しょうわ」の駅長としてからむしに関わらせていただいています。 仕事とからむし作業の両立はなかなか厳しいのですが、 おばあちゃんになればゆっくりからむしに向き合えるのかな?と焦らず”じねんと”考える日々です。
舟木容子さん
齋藤 環(さいとう たまき)さん(11期修了生)
体験生時代の思い出は、村のばあちゃん達に教えていただきながら畑で野菜を作ったり、保存食を作ったり、一緒にご飯を食べたこと。 ばあちゃんお手製の”くきな煮”が美味しすぎて思わず泣けてしまったこと。あのときの味は今でも忘れられません。 畑で育てたからむしが、からむし引きや糸績みや、たくさんの工程を経て一本の糸が布になっていく。 布になった時のほっとするような、安心感のような、どきどきのような、そんな感覚が好きです。 からむしに手で触れていると、静かな時間の流れているところにきたような感覚になって、すーっと心が落ち着いてしまいます。 昭和村は現代では知ること、見ること、感じることができないものがたくさん詰まった場所です。 昔の暮らしの知恵がまだまだいっぱい残っていて、本当にたくさんのことを村の人々から自然の中から学んできました。
(現在は喰丸食堂を運営しながら、作品制作など)
齋藤環さん
加藤 萌絵(かとう もえ)さん(23期修了生)
土を踏みしめ、耕し、育て、収穫する喜び。朝靄に包まれた空気の心地よさ。 ひっそりと吸い込まれそうな冬の後、初めて鳥の声が聞こえた日の感動。 からだ全体で自然を感じ、からだ全体を動かし、ものをつくり出すという経験は何にも代え難いことでした。 一番の魅力、からむしの繊維は肌にすっとなじみ、日々の糸績みは瞑想のような静けさをもたらしてくれます。 戸惑いや苦労も多いけれども、それでもここにいたい、と感じています。
(現在はからむし織研修生)
加藤萌絵さん
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